
概要・特長
高圧瞬低補償装置の動作概要
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- 受電した商用電源をHSS(High Speed Switch)を通じて負荷へ供給します。
- 必要に応じて、双方向コンバータを通じてエネルギー蓄積装置の充電を行い、満充電に保ちます。
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- 交流入力の電源波形の乱れを検出すると、瞬時にHSSをOFFし、エネルギー蓄積装置から双方向コンバータを通じて負荷に電源供給します。(インバータアシスト制御、弊社特許技術)。
- 100%電圧低下(残存電圧0%)や短時間停電にも対応可能。
特長
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高性能
- ハイブリッド式HSS(半導体+機械スイッチ)による業界最速の1msec以内で高速切換
- 双方向コンバータの変換モジュール個別制御による安定した電力を供給
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高効率
- 最高99.5%(12MVAにて)の高効率運転。電気料金低減を実現
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大容量
- 変換器並列構成で最大12MVAまで対応
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省スペース
- 業界トップクラスの据付面積
- 従来製品比で最大20%の小型化
変換モジュール個別制御<新技術>
双方向コンバータのモジュール構成により、各々が個別に動作することが可能です。
変換モジュールが万が一故障した場合でも、故障モジュールのみを停止し、残りの変換モジュールで負荷を分担しながら双方向コンバータ自体を止めずに運転を継続※します。
※システム給電能力はモジュール停止分だけ減少します。
