サステナビリティ

⽇々の事業活動を通じて社会の持続的な発展に
貢献します。

当社は企業理念に「産業システムインテグレータとして、お客様との信頼関係を築き、グローバル社会の持続的な発展に貢献する」ことを掲げています。この理念は当社設立時より掲げられているもので、まさに当社の考えるサステナビリティを体現しているものと考えています。

社長メッセージ
社長メッセージ 取締役社長 川口章からのメッセージを掲載しています。

社長メッセージ

20周年を機に社名を変更 24年度をTMEIC Next Stage元年と位置付け「カーボンニュートラル社会の実現」に向けた変革・成長を加速します
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当社は、2023年10月に設立20周年を迎えました。この20年の間、当社は、日本国内のみならず、米国、欧州、中国、東南アジア、インド、オーストラリア、そして中東へとグローバルにビジネスを展開してきました。その一方で、国際社会において、環境問題の解決への機運が高まり、特にカーボンニュートラル社会の実現を目指した動きが、国内外の様々な分野で本格化していると感じています。

当社は、2019年度に、4つの重要課題の特定及びSDGs(持続可能な開発目標、Sustainable Development Goals)に照らした、それぞれの課題への取り組みの方向性確認を実施し、2030年、さらには2050年の将来を見据えた持続可能な社会の実現に向け、活動を推進しています。「カーボンニュートラル社会の実現」という世界共通の目標に対し、再生可能エネルギー普及に向けたパワーコンディショナや蓄電システム、省エネ化・高効率化に寄与するモータ&ドライブシステム、製造プロセス効率化を実現するシステムソリューション等の開発・製品化に継続的に取り組むとともに、カーボンフリーなエネルギーとして需要増加が見込まれる水素製造プラントの安定稼働に適した新型整流器や、CO2排出量が比較的少ない電気炉用電源システムなど、次の時代を担う新分野への取り組みも本格化しています。
また当社自身の脱炭素に向けた取り組みとして、2030年を目標とした温室効果ガス排出削減計画(TMEICグループ)に対し、SBTi(Science Based Targets initiative)からの認定を取得したほか、国内では、各企業のカーボンニュートラルへの取り組みを進める枠組みであるGXリーグ(経済産業省主催)へ参画するなど、活動を推進してきました。

また、ガバナンスについては、健全で持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、当社グループの事業運営に適したコーポレート・ガバナンスの仕組みを整えており、グループ行動基準の制定及び内部統制・リスク管理などにより、公正で透明性の高い企業活動に努めています。

当社は企業理念に「産業システムインテグレータとして、お客様との信頼関係を築き、グローバル社会の持続的な発展に貢献する」ことを掲げています。設立時より掲げている、この理念は、まさに当社の考えるサステナビリティを実現するための指針といえます。当社の事業活動を通じて社会のさまざまな課題を解決しつつ、社会やお客様とともに持続的に成長・発展していくという、創業以来不変の使命を果たすため、ビジネスパートナーとの緊密なコミュニケーションのもと、一体となり活動を展開し、「お客様と共に歩み、共に発展する」パートナー関係の構築を目指してまいります。

当社は、設立20周年を迎えたことを契機に、次の成長ステージを目指すべく、2024年4月1日付けで「株式会社TMEIC」に社名変更しました。これからも産業・社会インフラを支える企業として、カーボンニュートラル社会の実現に貢献するとともに、社会とすべてのステークホルダーの皆様に、当社の企業理念とその活動をご理解いただけるよう、努力してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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TMEICのサステナビリティとSDGs
TMEICのサステナビリティとSDGs 重要課題と価値想像ストーリーをご紹介します。

TMEICのサステナビリティとSDGs

TMEICグループは企業理念に「TMEICグループは、産業システムインテグレータとして、お客様との信頼関係を築き、グローバル社会の持続的な発展に貢献します」と掲げており、本理念およびそれに付随するTMEICグループ行動基準が当社グループのサステナビリティへの考え方を示しています。
当社グループは「環境と経済とが両立する社会の実現」と「環境保護につながるテクノロジーの開発」が自社の社会的責任であると認識し、当社の事業活動が持続可能な社会の実現に貢献できるよう、最先端のテクノロジーと優れたエンジニアリング力を活かした取り組みを進めてきました。また同時に、お客様からより一層の信頼をいただき、よりよいパートナーシップを構築することにも努めてきました。
2015年に国連で「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」が採択されたことを受け、当社もこの目標を達成する一助となるよう、SDGsを経営と統合するための取り組みを開始しています。2019年度にはSDGsを全社的な指針として取り入れ、当社における重要課題を特定しました。重要課題に基づき、お客様との連携をこれまで以上に強化し、さらなる挑戦を続けていきます。

SUSTANABLE DEVELOPMENT GOALS

TMEICの重要課題

TMEICは、今後の活動において注力すべき分野を把握するため、SDGsの17の目標と169のターゲットを指針に、重要課題の特定を行いました。
特定プロセスにおいては、社内の全事業部が参加し、各部へのヒアリングを行って課題や活動を抽出し、自社にとっての重要性の視点として、経営理念や中期経営計画との整合確認を行いました。
その結果、重要度の高い取り組みとして、以下の4つをテーマアップしました。

  1. 1. 「サステナブル&レジリエントな社会の実現」
  2. 2. 「付加価値拡大に向けたイノベーションの追求」
  3. 3. 「企業活動を支える人財育成・環境づくり」
  4. 4. 「健全な企業活動の基礎となる規範・ルールづくり」

今後、各テーマにおいて評価指標(KPI)の設定に取り組むとともに、今回特定した重要課題についても定期的に評価、再特定を行い、PDCAを回していきます。

事業活動における重要課題
経営基盤としての重要課題

TMEICの価値創造ストーリー

TMEICは、お客様をはじめとするステークホルダーに価値を創造するためのビジネスモデルを構築しています。
コアコンピタンスであるエンジニアリング力、モータ&パワーエレクトロニクス技術と、それを支える「ソリューション力」「グローバルネットワーク」「事業資産」を利益・価値創造の支えとし、お客様へ製品・サービスを提供することを通じて、SDGsをはじめとする社会課題の解決と企業グループとしての価値向上を図ります。
これらの取り組みが、企業理念に掲げる「産業システムインテグレータとして、お客様との信頼関係を築き、グローバル社会の持続的な発展に貢献」の実現につながると考えています。

TMEICのビジネスモデル TMEICの重要課題と社会への価値提供
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