
自家消費発電とは?
自宅や会社など自家施設にて
発電した電気をそのまま自家消費し
なるべく全使用電気量を自家発電で
補う発電です。
-
環境貢献
太陽光発電で作るエネルギーは環境にやさしいクリーンエネルギー。自家消費システムはエネルギーの地産地消となり更なるCO2排出削除へ貢献します。
-
電気代節約
自家発電電力を利用することにより買う電気が減り、電気料金削減に。
-
災害対策
災害時の停電対策に。万が一の際に電力会社からの配電が止まった際でも作った電気を利用し携帯充電や炊事などに役立ちます。
※ 自立運転機能が搭載されたパワコンの選定が必要です。
TMEICの自家消費向けPCS
自立運転機能とRPR対策機能で安心の自家消費向け発電機能をご提供
PVU-L0450ER(J)/PVU-L0750ER(J)
仕様 | PVU-L0750ER(J) | |
---|---|---|
交流出力 | 定格容量 | 750kW / 750kVA |
定格電圧 | 600V / 3Φ3W | |
定格周波数 | 50Hz / 60Hz | |
定格力率 | > 0.99 | |
定格電流 | 722A | |
直流電力 | 最大入力電圧 | 1,500Vdc |
最大電力変換効率 | 98.7% | |
盤重量 | 1,300kg | |
盤寸法 (W × D × H) | 1210 × 1516 × 2200㎜ | |
構造(閉鎖型屋外自立盤) | IP55 / 45 | |
使用環境 | 屋外 | |
周囲温度 | -20 ~ 40℃ | |
通信タイプ | Modbus/TCP, Ethernet |

※ PVU-L0450ER(J)の仕様はこちらをご確認ください。
⚫︎4つの特徴
高い変換効率
効率98.3%以上をキープ。全領域で高い効率を発揮するフラットな特性。

リスク分散
モジュラ方式で1台の昇圧変圧器に最大6台まで接続可能。※
1台が故障しても他PCSで運転継続可能なので万一の故障発生時でも健全な残PCSで発電を継続できる。
※ 750kW機の場合、max4.5MW

高いシステム対応力
発電容量に合わせてモジュラーPCSを柔軟に構成。事業計画時も増設時にも柔軟に対応可能。
コンパクト
徹底したスリム化により重量を屋外用:約1,300㎏ 屋内用:約900㎏以下に。敷地を有効活用し、搬送や据付の取り回しも容易に。

自立運転機能とは?
太陽電池の発生電力を利用し、
単独運転で負荷へ電源供給できる機能
- 通常時通常時は、電力会社の系統に繋がり系統連系運転
- 停電時系統が停電した場合、PCS単独で負荷送電


RPR※対策機能
※RPR : Reverse Power Relay
全量自家消費では、発電電力を
商用系統に流出してはいけない
ルールがあります
RPR : Reverse Power Relay(電力が逆方向に流れるのを防ぐための装置)
逆潮流防止用接点
逆潮流が検出されそうになった際に瞬時にPCS出力を抑制し逆潮流防止する機能

RPR高速追従システム
PV-PCSとの高速I/Fを実現し自家消費負荷の変化を高速収集・追従することで逆潮流による発電設備停止を極小化。
発電量最大化を図る負荷追従型のRPR高速追従システム

- 逆潮流の検出
システム内の電力計測器が、発電量と消費電力をリアルタイムで監視し、電力計測器が逆潮流を検出すると、逆電力継電器(RPR)に信号を送る。 - 信号の伝達
逆潮流が検出されると、電力計測器からRPRに信号が送信される。この信号は、通常は高速データ通信を介して行われ、RPRが信号を受け取ると、発電システムを停止させるための制御信号を発する。 - 発電システムの制御
RPRからの制御信号を受け取ったPCSは、発電を停止する。これにより、逆潮流が防止される。発電システムが停止することで、逆潮流によるシステムの損傷や電力会社の設備への影響を防ぐ。
EV(電気自動車)の蓄電池としての活用例
⚫︎EV+PVによる自家消費
環境にやさしいEVは太陽光発電パネルとの併用により蓄電池としての役割を果たします。

⚫︎EVによるBCP(事業継続計画)
緊急事態におけるBCPのニーズに対応する一環として、災害時にEVから構内設備へ給電できる事は電力安定化に繋がります。
