二流体加湿器 (TMfog)
TMfogは蒸気に代わる次世代の二流体加湿器
噴霧量連続比例制御に対応した事で、従来水加湿適用が困難だった設置環境に、水加湿の適用を可能とします。
燃料を使用する蒸気と異なり、水と圧縮空気だけで加湿することで、脱炭素とランニングコストの低減に大きく貢献する二流体加湿器です。
■製品紹介動画
TMfogの製品概要、農業用TMfog-mini加湿システム、適用事例を動画でご紹介します。
二流体加湿器「TMfog」が経済産業省「令和5年度 先進的省エネルギー投資促進支援事業」の「先進設備・システム」に採択
■詳しくは一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)ホームページを参照ください。
■加湿に必要なコストを大幅に削減可能
■空調に使われるボイラーの置き換えが可能
概要/特長
■TMfogの特長
製品
TMfogは、ノズルに送る水と空気の圧力を制御する本体ユニットと、ノズルを取付けたヘッダユニットを組合せてシステムを構成します。
本体ユニットに調節計機能を内蔵しているため、本体ユニットに制御対象の湿度、露点、出力値の何れかの信号を接続する事で、運用可能です。
■本体ユニット
※ カタログは現在整備中です
■ノズル
金属製ノズルについてはお問い合わせ下さい。
■空調機組込用設置ユニット
空調機内設置例
空調機用ノズルヘッダーユニット
コイル寸法に合わせてノズル数
(最大9個)とピッチ間隔を決定します。
マニホールドユニット
ヘッダーユニット設置数に合わせて
分岐数を決定します。
噴霧量 比例制御
●蒸気と同じ安定した水加湿
比例制御のため、高精度の加湿調整が要求される外調機でも、
蒸気と同様に、安定した水加湿が可能です。
●蒸気加湿の制御を流用可
蒸気加湿と同じ比例制御のため、蒸気加湿の制御を流用出来ます。
●段数制御の設定が不要
比例制御のため、ON/OFF制御と異なり、出力を連続的に変更できます。
このため、段数制御の検討、調整が無く、導入が簡単です。
粒子径を調整できる
■新原理二流体ノズル
圧力制御対象は空気圧のみのため、噴射量や粒子径の調整自由度は限定的になります。
霧は噴射方向に集まり、圧空の噴射力は直進方向に作用します。
U字型の噴射口部分で挟む構造のため、霧は噴射口に沿って扇状に広がり、圧空の噴射力は直進方向だけではなく、霧を扇状に広げる力としても作用します。
●粒子径調整の目的は?
水と空気の圧力バランスで粒子径と噴霧量の特性を変える事が出来ます。
このため設置条件により、適用する霧の性質を調整することができます。
●気液比とは?
気液比は下記の式で算出する数値で、値が小さい程、圧空使用量が少なく、
省エネの噴霧になります。
気液比=圧空量(NL/min) ÷ 噴霧量(L/min)
高い加湿性能
下記は空調機内での加湿を模擬して、風洞内でTMfogを噴霧した時の加湿性能を測定したグラフです。
高い飽和効率の条件においても、高効率な加湿を行っている事が確認できます。(下記測定条件下)
■適用業界事例
TMfogの主な適用業界・分野になります。
業界・分野 | 電気・電子/製薬 | 情報 | 製糸 | 農業 |
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設備 | クリーンルーム |
データセンター |
製糸工場 |
ハウス栽培 |
業界・分野 | 電気・電子/製薬 | 情報 |
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設備 | クリーンルーム |
データセンター |
業界・分野 | 製糸 | 農業 |
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設備 | 製糸工場 |
ハウス栽培 |