トップランナーモータ TM21-FⅡ 低圧三相かご形誘導モータ

現行製品における最高レベルで、トップランナー基準をクリア。
2015年4月よりモータの高効率化を義務づけるトップランナー制度がスタート。その効率の目標基準値は、現在製品化されている最高値で「IE3」相当になります。TMEICは、この基準に対応した「プレミアム効率シリーズ」を新たにラインアップ。当社標準モータと比較して発生損失を約34%減らし、省エネ効果をアップしました。
TMEIC モータ豆知識
モータについての"なるほど!"な情報を発信いたします!
-
Vol.1 モータの外被方式(保護方式)
[PDF/2.0MB] -
Vol.2 モータの外被方式(冷却方式)
[PDF/2.1MB] -
Vol.3 モータの構造 〜各部の名称〜
[PDF/2.0MB] -
Vol.4 枠番号(枠番、Frame Size)
[PDF/2.1MB] -
Vol.5 極数と周波数の関係
[PDF/2.1MB] -
Vol.6 出力、トルクの関係
[PDF/2.3MB] -
Vol.7 負荷機との結合方式
[PDF/2.3MB] -
Vol.8 モータの据付方式
[PDF/2.2MB] -
Vol.9 モータの電気特性(効率)
[PDF/1.9MB] -
Vol.10 トップランナーモータ
[PDF/2.5MB] -
Vol.11 海外高効率規制
[PDF/3.0MB] -
Vol.12 モータの電気特性(力率)
[PDF/2.7MB] -
Vol.13 モータの試験成績書
[PDF/2.1MB] -
Vol.14 モータの始動方式
[PDF/2.6MB] -
Vol.15 インバータ駆動方式
[PDF/1.9MB] -
Vol.16 ST-SIカーブとサーマルカーブ
[PDF/2.7MB] -
Vol.17 グリース
[PDF/2.9MB]


課題
売上の大半を占めるクライアントからの要望で、生産効率アップが急務となったS社では、高効率と安定運転を両立するモータへの見直しを検討へ
●トップランナー制度の導入でモータの高効率化が進む
2015年4月にトップランナー規制が始まり、より高効率化が注目されるようになりました。現場でも当規制に対応した製品への置換を基本に、関連設備の見直しが検討されました。
S社では、自動車メーカーへの安定した納品を継続するために、設備のメンテナンスをしっかり行うことを基本にしていましたが、生産効率アップの要望があったので、高効率と安定運転に対応できる対策を急遽行うことになりました。
●工場に導入している装置とモータの互換性に四苦八苦
トップランナー規制に対応しているモータについて、複数の海外メーカーのものを調べてみましたが、モータのサイズが合わないことが分かりました。既存の装置との互換性を満たし、且つトップランナー規制に対応しているものを探せば、すぐに解決するものと思っていましたが、条件が合わないことが多く、S社は困っていました。
トップランナーモータ TM21-FⅡを選んだ理由


●世界最高レベルの省エネと省資源化を両立したモータ
サポート体制と品質レベルに不安がある海外メーカーに不信感を抱いたS社は、120年を超える豊富な経験と国内シェアNo.1の実績を持ち、技術・品質・サポートが確りしている当社に相談し、モータ効率がIE3クラス相当のTM21-FⅡ導入を検討することに至りました。
TM21-FⅡは最新鋭の高効率化技術を採用して高い省エネ性能とともに、軽量化と低騒音を実現し、また、既設互換性も備えていることからS社のご要望を叶えることが可能となり、既設モータとの置換を決断されました。
導入効果
- ■電力使用量を約35%削減
- ■24時間365日無休のアフターサポートが安心
- ■高い品質
●ランニングコスト削減、イニシャルコストの回収率も高い
S社の課題であった既設設備との互換性と、高いコストパフォーマンス、工場の安定操業の3つをクリアすることが可能に。
安心して工場を操業するために重要な、高品質、アフターサポートを提供。
目前の課題のクリアだけでなく、当社の強みである高い専門性に立脚した長期的な解決策を提示。
