
概要・特長
低圧瞬低補償装置の動作概要
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- 受電した商用電源をHSS(High Speed Switch)を通じて負荷へ供給します。
- 必要に応じて、双方向コンバータを通じてエネルギー蓄積装置の充電を行い、満充電に保ちます。
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- 交流入力の電源波形の乱れを検出すると、瞬時にHSSをOFFし、エネルギー蓄積装置から双方向コンバータを通じて負荷に電源供給します。
- 100%電圧低下(残存電圧0%)や短時間停電にも対応可能。
特長
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高性能
- 高速スイッチ(HSS)の採用により、
2msec以内で補償運転に切換え - 10分までの停電にも対応
- 放電時間に応じて鉛蓄電池・
電気二重層キャパシタの選択が可能
- 高速スイッチ(HSS)の採用により、
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高効率
- 最高98.5%(500kVA)の高効率運転を実現
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省スペース
- 保守バイパス・HSS・変換器を一体化
- 盤幅を従来製品より最大43%小型化(250kVA)
エネルギー蓄積装置
エネルギー蓄積装置として電気二重層キャパシタ(EDLC※)・鉛蓄電池を採用。
お客様のニーズに合わせて任意の補償時間を設定することができます。
- ※EDLC(Electrical Double Layer Capacitor):電気二重層キャパシタ
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電気二重層キャパシタ
(EDLC)- 瞬低/停電補償時間1秒〜3秒間
- 15年間交換不要で、保全費用削減が可能
- 瞬低対策などの短時間用途に最適
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鉛蓄電池
- 瞬低/停電補償時間10秒〜10分間
- 繰り返し瞬低・停電にも対応
- バックアップ給電が長い用途に最適