モータドライブ装置

モータを巧みに制御して、
さまざまな産業を支えます。

TMdrive-DCe2

TMdrive-DCe2

最新のパワーエレクトロニクス技術を採用した直流ドライブ統合機種。

「モータを動かす」という点から、みなさんの生活を支える幅広い産業の動力を生み出す装置。これがTMEICのモータドライブ装置です。TMdrive-DCe2は定評ある従来の直流ドライブ技術を継承しつつ、最新技術を採用することで性能・保守性を更に高めた直流ドライブの統合機種です。

515V:Max.960kW 750V:Max.13500kW 1200V:Max.17064kW

概要/特長

従来の直流ドライブ技術を継承しつつ最新技術を採用し、性能・保守性を高めたTMEIC直流ドライブ統合機種

従来の直流ドライブ技術を継承しつつ最新技術を採用し、性能・保守性を高めたTMEIC直流ドライブ統合機種

TMdrive-DCe2への統合

高性能デジタル制御直流ドライブ装置TMdrive-DCe2は東芝LEOPACKシリーズと三菱電機MELNARDシリーズの後継機種として開発されました。TMdrive-DCe2は直流モータ駆動用のサイリスタレオナードであり、両シリーズの機能を包含した最新の自動制御機能をもっています。

全デジタル制御

最新のパワーエレクトロニクス専用の高性能マイコン(PP7EX2)を採用しております。

  • 高精度速度制御(±0.01%)
  • 高速度制御応答(最大30rad/s(*1))
  • 速度制御の温度ドリフトなし
  • 速度センサはレゾルバ、PLG、タコジェネレータに対応

(*1)速度応答は機械条件に依存します。

メイン制御基板

製品ライフサイクル

従来のサイリスタレオナードの信頼性を保ちつつ、自動制御基板類を更新することで、部品供給寿命の長期化が図れます。DFE(Digital Front End)化更新するための更新キットを準備しておりますので、配線をほとんど変更することなく、最新の基板に更新することができます。

*2017年1月時点の対象機種はLEOPACK-μ/Aのみです。今後の対応機種についてはお問い合せ下さい。


DFE化更新キット

各種機能

TMdrive-DCe2は従来の機能を踏襲しつつ、新たな機能を追加しております。

  • 各種制御方式
    自動弱め界磁付速度制御/電圧制御/ドルーピング付速度制御/トルク制御
  • オートチューニング
    ドライブ調整のパラメータ設定の自動化する機能
  • セルテスト機能
    装置起動時に各サイリスタ素子の故障診断を自動的に実施する機能
  • 電源位相チューニング
    入力電源の位相を自動的に検知する機能
  • 切替制御
    PLG断線後、自動的に電圧制御モードに移行する制御機能
  • SFC制御(Simulator Following Control)
    駆動軸の捩れ振動系の影響を低減し、より高い制御応答を実現する機能

保守性・高信頼性

  • TMdrive-e2シリーズのドライブ調整ツールであるTMdrive-Navigatorを採用しております。
  • 主制御基板には寿命部品である電解コンデンサを使用しておりません。
  • 盤面保護カバーを搭載しており、作業者をユニット交換など盤面保守直前まで充電部の直接接触から守ります。
保護カバー装着時と保護カバー撤去時
  • 使いやすさを追求し、さらなる進化を遂げたメンテナンスツールTMdrive-Navigator
メンテナンスツールTMdrive-Navigator
  • Microsoft Windowsベースの新ドライブツールがドライブの調整、保守をより便利なものにしました。
  • 複数のドライブの同時調整やパラメータの比較も容易になりました。
  • サーバー/クライアント構成
    Ethernet経由でTMdrive-Navigatorを接続すれば、プラント全体のドライブパラメータの管理や監視が行えます。

操作パネル

操作パネル

多彩な伝送インターフェース

  • nvコントローラを使った次世代制御システムに適合した構成となっております。
  • 上位伝送基板を選択できるので、さまざまなPLCと伝送を行うことができます。
  • TOSLINE-S20やMELPLAC伝送などにも対応しますので、既設主幹との接続も容易です。
多彩な伝送インターフェース

TMdrive-DCe2適用上の注意

  • 1)盤の上部のスペースは500㎜以上確保して下さい。
  • 2)盤の前面と背面の保守スペースはそれぞれ1500㎜以上確保して下さい。
  • 3)TML-Aシリーズ及びTML-Bシリーズ(B10〜B30)は、前面メンテナンスタイプですので、背面の保守スペースは必要ありません。
    但し、放熱スペースとして構造物から50㎜程度は離して下さい。
  • 4)有寿命品の推奨交換周期(使用条件:盤周囲の年平均気温25℃)
    冷却ファン
    3年
    エアフィルタ
    6ヵ月(清掃でも可)
    電解コンデンサ
    7年
    制御電源ユニット
    7年
    ヒューズ
    7年
  • 5)ディレーティング
    下記条件においては、装置の定格ディレーティングにより適用が可能となる場合があります。
    ①周囲温度(許容周囲温度:0~40℃)
    周囲温度が40℃を超える場合は、電流補正が必要となります。定格電流に対し、以下のディレーティングを適用。
    最低許容温度に対するディレーティングはお問い合せ下さい。
    ・電流補正:40~50℃ : -2.50%/℃
    ②標高(許容設置標高:1000m以下)
    標高が1000mを超える場合は、電流補正及び電圧補正が必要となります。定格電圧及び定格電流に対し、以下のディレーティングを適用。
    ・高標高仕様(電流補正): 1000~5000M: -1%/200m
    ・高標高仕様(電圧補正): 4000~5000M: -2.25%/200m

メンテナンスツール

TMdrive-Navigator はTMdrive シリーズのシステム構築、 調整、保守監視のために開発されたトータルメンテナンスツールです。従来のドライブ調整ツールは、調整目的に限られて使用されていましたが、ツールの機能強化拡大をはかり、直接接続はもとより、構成をサーバー/クライアント方式とすることにより、ドライブ調整、保守ツールとしてより有効に使うことができるようになりました。

関連製品・サービス

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