風力発電用無効電力補償装置(自励式SVC・STATCOM)
風力発電の影響で変動する電圧を安定させます。
風力発電の影響による電圧変動を打ち消すのがこの装置。電圧・電流を監視し、無効電力をリアルタイムに発生させて電力系統の電圧を安定させます。
中容量帯(2500kVA~12500kVA)の装置では、TMEICは国内トップクラスのシェアを誇ります。
仕様
■SVCの基本構成
風車の電流・電圧から無効電力を演算し、これを打ち消す無効電力をSVCから注入することで電圧変動を抑制します。(標準の無効電力補償制御)
オプションとして、力率一定制御や電圧一定制御、これらを日時や条件で切り替える複合制御も可能です。
■標準仕様
容量:2500kVA~12500kVA ※範囲外の容量帯はお問い合わせください
※誘導性・容量性に同容量。(例)2500kVA装置は、誘導性2500kVA~容量性2500kVAの出力幅を持つ。
電圧:3.3kV~33kV
設置環境:IGBT変換器と制御盤は屋内設置が必要。SVC用変圧器は屋外設置可能。
屋内0~40℃、屋外-10~40℃
冷却:変換器は強制風冷、変圧器は油入自冷
■装置構成例
3750kVA変換器と、1250kVA分路リアクトルを組み合わせ、
出力幅を「誘導性5000kVA~容量性 2500kVA」とした自励式SVCシステムの構成例
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