TMdrive-10e2

「モータを動かす」という点から、みなさんの生活を支える幅広い産業の動力を生み出す装置。これがTMEICのモータドライブ装置です。幅広いランナップをほこるTMEICのモータドライブ装置は、高い性能、優れた省エネ効果で知られています。

460V:Max.1800kVA　690V:Max.2400kVA

概要/特長

コンバータ回路方式	コモンコンバータ方式IGBT(P)、ダイオード(D)、サイリスタ(T)の3種類
インバータ回路方式	2レベルPWM（＊1）
インバータ回路素子	IGBT
冷却方式	ヒートパイプ風冷
出力電圧	440/460/575/690V
最大容量	460V:1800kVA　690V:2400kVA
過負荷耐量	150% - 1分間
最高出力周波数	200Hz
速度制御方式	PLG（＊2）/レゾルバ/センサレス
対象モータ	誘導モータ
用途	鉄鋼プロセスライン、抄紙機、クレーン、コンベア、ダイナモなど
特長	小容量インバータは多段積み可能
回路図

＊TMdrive-P10e2：IGBTコンバータ
TMdrive-D10e2：ダイオードコンバータ
TMdrive-T10：サイリスタコンバータ

＊1 PWM:Pulse Width Modulation
＊2 PLG:Pulse generator

出力電圧・容量範囲は、
460V　　　　 2〜1800kVA
575/690V　30〜2400kVA

パワーエレクトロニクス専用の32ビットマイコン（PP7EX2）を採用、高速制御を実現
高信頼性IGBTの採用により高性能化
高性能ベクトル制御

速度制御 ±0.01% *1
速度制御応答 ωc＝60 rad/sec *1
速度制御範囲 0〜100％ *1
付帯制御として、自動界磁弱め付き速度制御
- ドルーピング付き速度制御
- トルク制御（静止トルク制御も可能）*1
- *1 速度センサ付きの場合
豊富な特殊制御を装備
2自由度制御（RMFC）（Referrence Model Following Control）
軸振動制御（SFC）（Simulator Following Control）
速度センサレスベクトル制御も可能
1台のインバータで複数台モータの駆動も可能
センサの取付が困難な両軸モータ、防爆モータ駆動に最適
さらに、V/f制御もオプションで可能
高速光データ伝送装置（TOSLINE−S20)を標準装備
この他、MELPLAC伝送も可能（オプション）また、オープンフィールドネットワーク Profobus-DP、DeviceNetによる伝送も可能
コンバータは、コモンコンバータ方式を採用。多数台のインバータの接続が可能
用途に応じて、ダイオードコンバータ、IGBT PWMコンバータ、サイリスタコンバータによる組合せが可能