一般的には、実際にかかる負荷を与えずにモータの試験は実施されますが、この設備では実際に負荷を与えながら、モータとドライブ装置を組み合わせた試験が行えます。なかでもこの設備が特徴的なのは25MW、 一般家庭8000軒に相当する負荷となります。これほどの設備を扱えるメーカーは、世界でも数が限られます。
概要
大容量実負荷試験設備により、可変速ドライブシステム(変圧器+ドライブ装置+モータ等)としての総合的な性能確認試験が可能です。
特長
- 試験能力:
国内最大規模(世界トップクラス)の試験能力
全負荷 Back-to-Back試験:〜25MW
定格電流通電試験(温度上昇試験):〜50MWモータ
※1/2電圧で実施 - 幅広い電源電圧仕様に対応
3kV級ー4kV級ー6kV級ー11kV級 - TMEIC製高圧VSD全機種の負荷試験可能
TMdrive-XL 80/55/75/85(大容量VSD)
TMdrive-MVG(汎用VSD) - TMdrive-XL用変圧器を設置し、VSD+Motorのみで負荷試験可能(変圧器輸送負担軽減)