無停電電源装置(UPS)

電源を絶やさない。
休むことなく働き続けます。

A120

A120

ネット社会を下支えするサーバを、決して停めないために。

あらゆる不測の事態によって起こりかねない停電を完全に避けることはできません。そこで「UPS(無停電電源装置)」の出番です。小容量の「Aシリーズ」は何が起きても停められないサーバ機器などを守る装置として普及。万が一のときには、自動でサーバをシャットダウンする機能も搭載しています。

単相100V入出力3〜5.1kVA

概要/特長

期待寿命5年間バッテリ搭載(バッテリ交換警報付き)

内蔵されているバッテリは小型シール鉛蓄電池です。25度Cでご使用の場合の期待寿命は、5年間です。ご使用状況にもよりますが、バックアップ時間は、徐々に減少しますので定期的な保守にてバックアップ可能時間の確認をし、早めのバッテリ交換の検討をお願いします。

スケジュール運転機能

本UPSには、タイマー機能が内蔵されておりシリアル通信を利用したスケジュール設定による運転・停止の自動化が出来ます。詳しくはお問い合わせ下さい。 サーバなどとの通信による停電時の自動シャットダウンや、スケジュール運転の可能なソフトウエア(別売)をご用意しています。 Windows版シャットダウンソフトによるスケジュール運転設定画面例です。

スケジュール運転機能

停電時無瞬断切換

常時インバータ給電方式(True On Line UPS)の採用により、停電発生時のバッテリ切り換えおよび復電時の切り換え波形は完全に無瞬断となっています。 停電時の切り換え波形例を以下に示します。復電時も同様に無瞬断です。

停電時無瞬断切換

ワイドな自動電圧無段階調整機能

●自動電圧調整機能(AVR)+15%〜,-40%入力でも100%出力(バッテリ未使用) インバータ運転時、負荷が100%の場合、入力電圧が80%に下がるとバッテリによるバックアップ運転が開始されます。60%以下の軽負荷の場合には、瞬時入力電圧低下が60%までバックアップ運転を開始しないで、出力電圧100%をキープする機能です。この機能により、負荷が軽い場合は入力許容電圧が広くなるため、商用電源の瞬時電圧変動に対しバッテリ運転に切り替わる頻度が少なくなり、円滑なサーバー・ネットワークの運用に寄与します。

ワイドな自動電圧無段階調整機能

シリアルインタフェース標準装備

RS-232Cインタフェース(標準) 別売ソフトウェア「ECパワーモニタ」(UPS-ECPM)・「EC7020ユーティリティ」(UPS-EC7020)・「パワーモニタS」(UPS-NSW1/UPS-NSUX)の付属インタフェースケーブルをこのRS-232Cインタフェースコネクタに接続します。

シリアルインタフェース標準装備

接点インタフェースは、Windows NTのUPSサービス機能を使用するためのインタフェースです。別売の接点インタフェースボードを使用すれば、停電発生を検出して、サーバをオートシャットダウンし、UPSの出力を停止することができます。

シリアルインタフェース標準装備

注1)電圧値、電流値共に、この数値を超過しないようにしてください。
注2)2番ピンを基準にして負→正でUPS停止(バッテリ運転時のみ有効)。負は(-3~-15V)、正は(+3~+15V)とします。

出力ディレイ制御/多数台UPSの一括制御

出力ディレイ制御 RAIDディスク装置と組合せたコンピュ−タ・システムの場合、ディスク装置がRAIDシステムを構成完了後、ホストコンピュータの電源を立上げねばならないことがあります。この場合、出力ディレイ制御によりスムーズな立上げが可能となります。

出力ディレイ制御/多数台UPSの一括制御

多数台UPSの一括制御

コンピュータと周辺装置を分けてUPSを設置した場合、コンピュータが停止した後しか周辺装置の電源を切ることができないことがあります。この場合、一括制御ボードを使用して多数台UPSの一括制御を行なうと容易に対応できます。また、将来周辺装置が増設されてもその際にUPSを必要電源容量だけ用意すれば良いので、とても経済的です。なお、周辺装置立上げ後コンピュータを起動する必要が有る場合は、出力ディレイ制御を併用してください。

多数台UPSの一括制御

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