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自動倉庫管理システム マイグレーション

丈夫な汎用コントローラで、システムの更新にともなう損失を抑えます。

荷棚に商品を納めて保管し、出し入れはコンピュータで制御する「自動倉庫」。
従来そのコントローラは5年ほどで更新を迫られる独自コントローラーやWindows PCが使われてきましたが、
TMEICは10年以上の長寿命を誇るきわめて堅牢な汎用コントローラを採用。
自動倉庫システムの更新頻度を遅らせることによって、更新コストと機会損失の頻度を減らせます。

堅牢で長寿命なPLC"MELSEC"による自動倉庫の管理機能を実現。

導入事例

頻繁な管理システム更新とエラー障害が問題に コスト削減とシステムの堅牢性を同時に実現(日用品メーカーB社 様)

課題

B社にとって、自動倉庫管理システムのランニングコストが非常に高額な為、負担となっていました。自動倉庫の必要性は益々高まっており、早急に問題解決しなけれなりませんでした。

高額なランニングコストの見直しと保守管理の問題解決。

近年、各社のプラベートブランド商品の開発が過熱し、商品の多様化や季節(数量)限定商品に、倉庫側も対応が必要となりました。その為、商品の搬入出を効率的に行えるよう倉庫内部のレイアウト変更をしました。
その際、以前より問題提起されていたシステム管理に関するコスト面の見直しを同時に行うことになりました。

メンテナンス費用

しかしB社は現在、マテリアルハンドリングの専門会社と契約しており、メンテナンスについても一括管理されていたために、なかなか大幅な改善をするにも良い方法が見つからないままでした。

5年に一度の短期間保守がコスト削減の障害に

B社のランニングコストで、一番大きな問題となっていたのが管理機能システムのメンテナンス費用です。このシステムは、5年に一度、更新工事が必要でした。その度に莫大な費用がかかっていました。
さらには、そのソフトウエアは予期せぬエラーやシステム障害が度々発生し、セキュリティー面においても不安がありました。
少しでも不具合が生じると、メーカーにソフトウエアの復旧を依頼しなければならず、その度に工数が多く取られることも多くありました。

しかし、設備そのものを交換する予算はなく、限られた条件でのコストカットが課題となっていました。

自動倉庫管理システムマイグレーションを選んだ理由

MELSECの導入イメージ

堅牢で長寿命な自動倉庫管理を実現

B社のように導入メーカーの保守を利用している企業は少なくありません。しかしながら、メーカーでの保守点検は期限が短く設定されており、更新工事のたびに多くの費用がかかります。
しかし、当社では「自動倉庫管理マイグレーション」というサービスを提供しています。
三菱のMELSECは、国内で高いシェアを誇るシステム管理機能サービスです。様々な設備に汎用されているMELSECは、堅牢性と寿命の長さが高く評価されており、採用されたプログラムは、継承ができるため管理工数を減らし作業の簡略化を実現しています。

導入効果

  • 年間で50%以上のメンテナンス費用カットを実現
  • ハードディスクレスで障害やエラー時に早期対応も可能に
導入後のコストカット

MELSECへの置換で管理コストは半分に

MELSEC導入の1番の目的は年間で億単位の費用がかかっていたランニングコストの半減です。
また、費用が抑えられるだけなく、SRAM(揮発性メモリ)を使用することで、万が一のハードディスク障害がなくなります。当社では、三菱電機に精通したエンジニアが多く在籍しているので、MELSECの導入に関わるサポートだけではなく、これまでの知識と経験を生かした新たなノウハウの提供も可能です。

コストを半減させるだけではなく、より高い生産性を生み、倉庫管理の最適化とソフトウエアの堅牢性をサポートしています。

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