高い変換効率・
省エネ性能を誇る
TMEICの
モータドライブ装置

モータ同様、長年に渡る研究や技術開発を重ねて磨き上げてきた高度な技術力、
豊富な実績や知見により育まれたエンジニアリング力があるからこそ
高度な回路制御、高い変換効率、省エネ効果を実現するモータドライブ装置を開発することができたTMEIC。

TMEICのモータドライブ装置は、プラントのシステム用・
単機用・大容量向けやDC（直流）といった目的に合わせた分類別に加え、
必要とされるモータ電圧や出力に合わせた豊富なラインアップを誇ります。
モータと共に、世界中の様々な分野のプラントやインフラ設備に供給されており、
私たちの社会や生活を支え続けています。

TMEICが誇る
高い変換効率・省エネ性能

TMdrive-MVe2は高信頼IGBT、高速制御、高性能ベクトル制御、速度センサレスベクトル制御を標準で備えています。

TMdrive-10e3は最新の制御装置を採用し、高い信頼性と最先端技術を両立した高性能ドライブ装置です。

TMdrive-LYは既設機種にユニットを入れ替えるだけで、最新インバータ機種同等の性能を得ることが可能です。

TMEICが誇るMVインバータ：
最先端の単機用ドライブ

マルチレベルPWM制御による高効率・高力率を実現。
ファン・ブロワなどの直入れ駆動箇所に導入することにより、大きな省エネ効果を発揮します。
また、TMEIC独自のスイッチングシフト制御により、
電源を安定化する目的で従来は増設する必要があった高調波フィルターや変圧器などが不要になります。
直列多段インバータを採用するMVe2は、高電圧の交流電力を正弦波で直接出力して
動力安定を実現し、高調波対策も万全です。

最新機種であるMVe2は、回生機能により従来、力率改善に必要とされていた進相コンデンサがなくても、
工場の力率改善（VAR制御）を実現します。
また、フィルムコンデンサや長寿命ファンを採用することで、従来は必要とされていた
メンテナンスコストの大幅な低減も可能にしており、
コンパクト設計による工事費削減や、輸送費の削減など、
導入時のコストを最小限に抑えることを可能にした環境に優しいモータドライブ装置です。

最先端技術と信頼性を両立：
プラント制御に特化した
システム用ドライブ

TMdrive-10e3は、最新の制御装置を採用した高性能モータドライブ装置です。
高速・高精度のモータトルク制御を実現する
DTFC（Direct Torque and Flux Control）の採用、
フィールドデータの収集・解析機能やシーケンサ機能による
用途・目的に応じたアプリケーション追加等、予め高い拡張性を備えており、
鉄鋼プラント、製紙プラント、クレーンといった
プラント設備の監視・最適な運用制御の実現に特化しています。

高精度化、運転範囲の拡張と制御安定性向上の実現だけではなく、
ユニット交換が容易な設計思想、監視・メンテナンス用保守サポートの充実により、
モータドライブ装置の保守・調整機能が大幅に向上し、予防保全対策にも万全を期しています。

LYシリーズ：
既設インバータを最新機種に

LYシリーズは既設のモータドライブ機種とユニットを入れ替えるだけで、
TMEICの最新インバータ機種同等の性能を実現することが可能な画期的なモータドライブ装置です。
予め既設インバータと同じ初期充電機能を備えており、
既設インバータと同じユニットの切り離し・投入操作が可能で、
既設インバータの操作と同じ操作環境を実現できます。

モジュールユニットにより従来、装置交換に必要だった収納盤の交換や
外線の撤去・敷設等の工事期間も大幅に短縮され、関連システムや
上位制御装置の更新・調整も必要最低限になります。
その結果、工期を約半分に抑えることが可能で設備運休期間の大幅な短縮を実現します。
LYシリーズは製品ライフサイクルを大幅に改善する画期的なモータドライブ装置です。