リニューアブルエナジー
持続可能な社会を
実現するために。
東日本大震災をきっかけに、エネルギー供給の問題について
私たちは改めて考えさせられることになりました。
日本はエネルギー資源となる石油や天然ガスの多くを海外からの輸入に頼っています。
エネルギー供給を考える上で、長期的に安定した自給エネルギー源の開発が必要です。
そのひとつが「再生可能エネルギー」であると私たちは考えます。
TMEICの「再生可能エネルギーソリューション」
その中核となるのが太陽電池パネルで発電した電力を送電用の交流電力に変換する
「太陽光発電システム用パワーコンディショナ(PV-PCS)」です。
TMEICはパワーエレクトロニクスの高い技術力と豊富な実績・経験を活かし、
大容量・省電力のPV-PCSとその周辺機器を提供しています。
地球規模での温暖化対策が急がれる現在、
再生可能エネルギーの最大活用に大きな期待が寄せられています。
次世代、そしてまた次の世代の子どもたちが本当に住みやすい社会を実現するために、
絶えず革新に挑むTMEICの再生可能エネルギー技術をご紹介します。
再生可能エネルギーの歴史
かつて日本の
エネルギー自給率は
50%を超えていたことを
ご存知でしょうか?
1950年代、水資源の豊富な日本は主に水力発電を活用することで、
エネルギー自給率58%を誇った再生エネルギー大国でした。
しかし高度経済成長期に湧く1960年代には、大幅に拡大したエネルギー需要を補うため、
安価な輸入石油を利用した火力発電に頼るようになります。
1970年代、そんな日本を襲ったのが2度のオイルショックでした。
中東での戦争、情勢不安に起因した原油価格の引き上げにより、
国内での石油供給の逼迫し、大きな混乱を招きました。
エネルギーと社会の強い関連性を身をもって感じた日本。
同時に私たちは、エネルギーとの向き合い方を改める契機を手に入れました。
この苦い経験をもとに打ち出されたのが「サンシャイン計画」です。
石油依存のエネルギー供給を見直し、太陽光をはじめ、地熱や風力、
また水素やバイオマスなどを資源とした再生可能エネルギーを利用した、
長期的で安定なエネルギー供給技術の開発が、国をあげて進められています。
世界のエネルギー消費量の推移
(エネルギー源別、一次エネルギー)(出典)資源エネルギー庁 平成29年度エネルギーに関する
年次報告(エネルギー白書2018)
TMEICは、東芝・三菱電機時代から培った独自の技術を継承し、
再生可能エネルギー技術への貢献によって持続可能な社会の実現を目指しています。