リニューアブルエナジー
将来の再生可能
エネルギー技術
次期大容量PV-PCSの紹介
■単機2500kW-1500Vdc入力
■ヒートパイプ冷却方式採用により
エアコンレス
①1500Vシステムで世界最高効率を達成
PV-PCS特化型のカスタム仕様IGBTモジュールを三菱電機株式会社と共同開発し、
世界最高の最大変換効率“98.8%”を達成しています。
②フラットな効率特性による発電量アップ
Neutral Point Switch 3レベルトポロジーに最適なtuningを実現し、
変換効率差0.2%以内で発電量を増やすことに成功しています。
③メンテナンスフリーを実現/ヒートパイプ採用のハイブリッド冷却
ヒートパイプは20年以上メンテナンスフリー。
オペレーションとメンテナンスの人的コストを削減することに成功しています。
さらに、発電量約40%までは自冷=ファンを稼働させないことが可能です。
(ファンが故障した場合も、発電量約40%で運転を継続)
発電量が約40%以上でも、ファン風速は弊社従来品と比較して約1/2のスピードを保つため、
消費電力の低減に貢献します。
現状の日本では、再生エネルギーによるエネルギー自給率は高いとは言えません。
一方、天災や環境問題を通じて再生エネルギーへの注目は高まっています。
今後は日本でも再生エネルギーの活用率は上がっていくでしょう。
そしてそれは、さらに安定した発電技術や電力供給技術が開発側に求められることを示唆しています。
TMEICは歴史を重ねた信頼の技術と納入実績で、
お客様の再生可能エネルギーの活用を支援いたします。
蓄電システムの今後
水素電池など「次世代蓄エネルギーシステム」によってエネルギーロスを解消する取り組みでは、
製造コストや利用コストをいかに抑えるかが大きな課題です。
各種電力貯蔵技術の位置付け(出典)資源エネルギー庁
また、長距離送電による電力ロスの低減もポイントです。
電気を使う場所で作り出す「地産地消」のシステムが求められています。
TMEICでは、いかなる環境にも対応できる多様な機器開発とシステム構築を推進しています。
蓄電システムとの
組み合わせ
太陽光や風力など天候や環境に左右されやすい再生可能エネルギーは、電力量の安定供給が大きな課題です。
TMEICでは、発電量と電力消費の予測にもとづいた需給調整や、蓄電池などを利用した電力調整機能など、
使いやすさを重視した技術開発を行っています。
メインサイトコントローラ(MSC)リアルタイムトレンド画面
太陽光発電システムの
性能向上
太陽光発電システムの課題は、パネル自体の発電量(発電効率)の向上と、
家庭や工場で電力を利用できるようにするための変換技術の向上です。
また、エネルギーの有効利用の観点では、エネルギーを蓄積して必要な時に取り出す技術の性能向上も必要です。
TMEICでは、より幅広く太陽光発電が普及する仕組みづくりに日々取り組んでいます。
また、これらで培った技術により半導体製造装置業界向けに様々な機器を提供しています。
大容量オゾン発生装置だけではなく、電極接合、ミストCVDなどの
半導体製造に必要な様々なシステムの提供を行っています。
長期的かつ安心して利用できる高品質のPV-PCSを提供すること。
長期運用のための保守点検と、必要な部品の定期交換。
それらに適切な時期に対応すること。
TMEICはお客様の太陽光発電事業に対するニーズに真摯に向き合い、
独自の技術でこれまで応えてきました。
再生可能エネルギーの利用が拡大するとともに、PV-PCSの需要は国内外で今後ますます増えると考えられます。
TMEICでは、産業用施設の様々な規模でのニーズに応えられるよう、
技術課題の解決を進めています。
また、JEC/UL/IEC/CQCなどの各国の規格に基づく試験を実施し、
さらなる高い生産効率と安定した長期運用を追求し続け、
どんな場所でも低ストレスで稼働可能な製品の実現を目指しています。
今、私たちの世代が未来の子どもたちにできること。
TMEICの願いは持続可能な社会の実現です。
地球規模での環境保護が求められる昨今、身近で高性能な再生可能エネルギーの発電技術を提供することは、
今を生きる私たちの使命だと考えています。
TMEICでは、さまざまな設備環境への機器導入や、コスト低減に繋がる高品質な製品開発など、
時代のニーズを先取りした最先端の再生可能エネルギー技術の開発に、これからも取り組んでいきます。