カーボンニュートラルを
推進する
TMEICの大容量
自励式電力変換装置

TMEICは、長年培ってきたパワーエレクトロニクス分野の技術、ノウハウと最先端のパワーデバイスや
そのパッケージ技術をベースに開発された「水素製造用自励式整流装置」や「自励式SVCS^®」を開発。

グリーン水素の大量生産や大規模産業設備の電化推進をサポートし、カーボンニュートラルの実現に貢献します。

TMEICが誇る
カーボンニュートラルを推進する
パワーエレクトロニクス製品

低リップル・大電流の直流電源を必要とする水素製造用の電解槽に最適化された最先端の整流装置です。

大規模アーク炉など工場設備で発生する無効電力の変動をコントロールする産業用SVCSです。

TMEICの水素製造用
自励式整流装置

TMEICの自励式整流装置は、低リップル・大電流の直流電源を必要とする水素製造用の電解槽に最適化された最先端の整流装置です。
またTMEICでは、街中に置かれる燃料電池車向け水素ステーションからメガソーラーに併設するものまで、様々なシーンでの活用を想定し、
水素製造用自励式整流装置自体に電力システムや電解槽に優しい機能を盛り込み、扱いを容易にしています。

水素製造用自励式整流装置

グリーン水素製造システム

TMEICの自励式SVCS^®

製鉄所のアーク炉（電気炉）や溶接機など、アーク放電を熱源とする電気設備・機器は負荷変動が激しく、
効率的なフリッカ対策、無効電力制御が求められています。
TMEICの「自励式SVCS^®」は、大規模アーク炉など工場設備で発生する無効電力の変動をコントロールする産業用SVCSです。
アーク炉は数十MVAの規模となるため、その電流の変動を抑制するSVCSも大容量になり、20MVA～30MVA程度の大容量の変換装置が必要です。
1MVA=1000kVAです。一般家庭では、100V×10A=1000W=1kW程度の電力使用ですから、非常に大きな設備ということが分かります。

大規模アーク炉向け自励式SVCS
（自励式SVCSによるアーク炉
操業効率の向上原理）

再生可能エネルギーの普及にも貢献

自励式SVCSはアーク炉以外に再生可能エネルギーの普及にも貢献します。
太陽光や風力発電では、風の状況や日射の状況により出力が変動します。再生可能エネルギー発電の普及に伴い、
その出力変動による電力システムへの影響が大きくなり、電圧変動などの形で現れます。
特に、遠隔地の再生可能エネルギー発電プラントなどでは、変動を抑制する対策が求められることがあります。

TMEICは再生可能エネルギー発電プラント向けに、小・中容量（500kVA～2000kVA）タイプの自励式SVCSを提供し、
太陽光や風力発電の変動による交流電圧変動を打ち消す動作を行い、交流電圧の安定化をサポートします。

再生可能エネルギー向け自励式SVCS

TMEICは、従来の電源制御による効率化や省エネ化に留まらず、グリーン水素製造などの新たなソリューションも提供し、
カーボンニュートラルの実現に貢献しています。