送電しやすく電力を変換。
利用シーンに備えて蓄電

カーボンニュートラル実現には、再生可能エネルギーがますます必要になります。
再生可能エネルギーからの電力を安定に「おくる」には、
送電する電流を送電線の容量以下とし、できるだけ一定に保つことが要求されます。
その要求に応えるには、再生可能エネルギー発電の変動を
エネルギー貯蔵システムにより安定化し、送電線に送り出す蓄電技術が必要となります。

送電線の電流を一定にするには、電力を消費する側でもできるだけ電力変動を抑える必要があります。
また、電力消費を契約電力以下に抑える必要があります。
その要求に応えるには、エネルギー貯蔵システムにより、
工場などの負荷シフトや契約電力以下にピーク電力を低減する蓄電技術が必要となります。
TMEICの大容量リチウムイオン二次電池システム（TMBCS）は、蓄電池（ESS）、パワーコンディショナ(PCS)、
蓄電池制御盤（FBCS盤）、メインサイトコントローラ（MSC）からなるシステムです。
パワーコンディショナにより、蓄電池を充放電することで、
工場のピーク電力の低減、消費電力の変動抑制に貢献します。

再生可能エネルギー発電と蓄電システムを活用することで、長期停電時の事業継続性を向上できます。
電源系統が長期停電した際、工場の配電系統に再生可能エネルギー発電と蓄電システムがあれば、
配電系統を電源系統から切り離し、蓄電システムで配電系統の電圧を確立し、再生可能エネルギー発電を安定運用することで、
事業継続に必要な電気設備への電力供給をすることができます。

TMEICでは、お客様のニーズに合わせた提案、納入が可能で、当社でシステム一括手配も可能です。

既に多くのお客様へ納入しており、これ迄、パワーコンディショナを中心として
多くのプラントをお客様と共に立上してきた豊富な実績が、ここでも活かされています。