進化を極めるMVインバータ

期待されているのは省エネ性能だけではありません

燃料・材料費の高騰、人件費削減等の経済対策面を主要因として、
電力系統や下水処理場等のインフラ設備、プラントやあらゆる工場では、
常にさらなる生産性と省エネ性能が求められています。

しかし、プラントや工場では高い省エネ特性の獲得、保守メンテナンスの容易性といった期待に留まらず、
電力を送る際に生じる無効電力※を効率的に制御する技術に至るまで、解決すべき課題は少なくありません。

無効電力とは

無効電力とは

交流(回路)電力には3種類あります。

電力の有効利用の指標として、力率(力率=有効電力÷皮相電力)があります。
無駄な電力を生じさせない為にも、力率は100%が理想とされており、
その為に消費されない電力=無効電力を効率的に制御することが求められています。

無効電力を制御する仕組み

無効電力を制御する仕組み

無効電力の制御例

モータ負荷(遅れ)に対し、コンデンサバンクによる進み電流を流し、
供給電圧の維持・電力の送電損失を最小化して無効電力を制御します。

無効電力の制御例

一方、エンジニアの高齢化が進みながら、ベテラン操業員の技術継承は困難を極め、
誰もが容易に従来の運転技術を引き継げる仕組みや装置が必要とされています。