Little star
無停電電源装置
小容量UPS

コンピュータシステムを
バックアップ

E1P-TYPE(ラックマウント) 2kVA

ラックマウントタイプ 1kVA

ラックマウントタイプ1kVAの例です

  • 奥行き447mm 通信機器用19インチラックに最適
  • 省エネモード付き常時インバータ給電方式採用
  • 自動電圧調整機能(AVR)100V +38V, −40V 入力でも100V出力(バッテリ未使用)
  • パソコンソフト(無償提供)によりUPSの設定変更が可能
    (OSシャットダウン機能はサポートしていません。)
  • 出力ディレイ制御
  • 多数台UPS一括制御(オプション)
  • バッテリ・ホットスワップ機能・バッテリ延長プラグ付
  • 復電時自動再起動機能搭載(セレクタブル)
  • ラックレール(オプション、630〜1,000mm可変長、EIA 19インチラック収納用)

概要/特長

省エネモード付き常時インバータ給電方式採用

省エネモードを選択した場合、入力電圧が安定している時には自動的に省エネ運転となり、入力電圧が不安定な時には自動的にインバータ運転を行なう方式です。従来の安定化電源としての常時インバータ給電方式と省エネに寄与する常時商用給電方式の長所を兼ね備えた給電方式です。入力電圧が所定の電圧範囲・所定の時間(例えば、定格入力電圧に対し、±10%以内で10分間継続)を維持すれば、自動的にインバータ運転から省エネ運転に切り替わります。また、省エネ運転中は、入力電圧の急激な変動が発生した場合、無瞬断(1/8サイクル)でバッテリによるインバータ運転に切り替わります。
省エネ効果を定格負荷条件で試算すると、電力料金18円/kWhと仮定し、年間を通じて約95%省エネ運転した場合、概略、電力量で700kWh/年、金額では12,600円/年となります。省エネ効果により、TCO(Total Costs of Ownership)の削減に貢献します。

自動電圧調整機能(AVR)
100V +38V,−40V入力でも100V出力(バッテリ未使用)

インバータ運転時、負荷が100%の場合、入力電圧が80Vに下がるとバッテリによるバックアップ運転が開始されます。60%以下の軽負荷の場合には、入力電圧が60Vまでバックアップ運転を開始しないで、出力電圧100Vをキープする機能です。この機能により、負荷が軽い場合は入力許容電圧が広くなるため、商用電源の電圧変動に対しバッテリ運転に切り替わる頻度が少なくなり、円滑なサーバー・ネットワークの運用に寄与します。

自動電圧調整機能(AVR)100V +38V,−40V入力でも100V出力(バッテリ未使用)

パソコンソフトによりUPSの設定変更が可能

パソコンとUPSをRS-232Cで接続し、設定ソフトUPS-CONF(無償提供)によりコンピュータの使われる状況に応じて柔軟な設定変更が可能。
(OSシャットダウン機能はサポートしていません。)

出力ディレイ制御

2系統の出力を持ち、コンピュータだけでなくハードディスク装置など周辺機器を2系統に分け、各系統に時間差をつけて電源のオン・オフ制御を行なう機能です。
例えば、外部RAID (Redundant Arrays of Inexpensive Disks)ディスク装置をコンピュータより先に立ち上げて使用できます。

(注)設定ソフトUPS-CONF(無償提供)または、別売ソフトウェア(「ECパワーモニタ」、「EC7020ユーティリティ」、「パワーモニタS」)により設定可能です。

多数台UPS一括制御(オプション)

コンピュータシステムの増設などによりUPS容量が不足した場合、増設したUPSを含めて、多数台UPSを一括制御できる機能です。1台のUPSから一斉起動したり、出力停止を順次時間差をつけて制御できます。

(注)設定ソフトUPS-CONF(無償提供)または、別売ソフトウェア(「ECパワーモニタ」、「EC7020ユーティリティ」)により設定可能です。

バッテリ・ホットスワップ機能・バッテリ延長プラグ付

バッテリ・ホットスワップ機能はUPS運転中、出力を止めることなく、バッテリを交換することができる機能です。

実施に当たっては事前に関係サービス部門との協議を行い負荷設備の重要性を考慮したバックアップ給電体制(下記)の検討を実施願います。

交換作業中はバイパス給電となりますので商用電源に電圧変動や停電がありますとその影響は直接負荷設備に及びます。

従って、商用電源の影響を受けない別回路からの給電によるメンテナンスバイパス回路やUPSの多重化によるバックアップ給電体制を検討願います。

バッテリ延長プラグ;
例えば1kVAにおいて、オプションのバッテリ延長ボックスを2台増設すると定格負荷時のバッテリバックアップ時間が30分となります。なお、バッテリ交換作業については、サービスマンにご依頼下さい。

(注)設定ソフトUPS-CONF(無償提供)または、別売ソフトウェア(「ECパワーモニタ」、「EC7020ユーティリティ」)により設定可能です。