E1P-TYPE(ラックマウント) 2kVA
ラックマウントタイプ1kVAの例です
- 奥行き447mm 通信機器用19インチラックに最適
- 省エネモード付き常時インバータ給電方式採用
- 自動電圧調整機能(AVR)100V +38V, −40V 入力でも100V出力(バッテリ未使用)
- パソコンソフト(無償提供)によりUPSの設定変更が可能
(OSシャットダウン機能はサポートしていません。) - 出力ディレイ制御
- 多数台UPS一括制御(オプション)
- バッテリ・ホットスワップ機能・バッテリ延長プラグ付
- 復電時自動再起動機能搭載(セレクタブル)
- ラックレール(オプション、630〜1,000mm可変長、EIA 19インチラック収納用)
仕様
■ブロック図
(2kVAは入力プラグが端子台、ヒューズがサーキットプロテクタになります。)
■仕様
タイプ | E1プラスタイプ(ラックマウントタイプ) | ||||
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形式 | ECE1P-U10020LRM | ||||
定格出力容量 | 2kVA/1400W | ||||
給電方式 | 省エネモード付き常時インバータ給電方式 (注1) | ||||
交流入力 | 相数 | 単相2線
(アース付端子台) |
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電圧 | 100V +38%、-40% (注2) | ||||
周波数 | 50-60Hz(自動切換)±5%以内 (注3) | ||||
入力容量 | 2kVA | ||||
交流出力 | 相数 | 単相2線(アース付き抜け止め式ストレートコンセント4個+端子台) | |||
電圧 | 100V±3% (注4) | ||||
電圧波形
ひずみ率 |
3%以下(線形負荷にて定格運転時) | ||||
過渡電圧変動 | ±5%以内(負荷急変及び停電時) | ||||
定格電流 | 20A | ||||
周波数 | 50-60Hz(自動切換)±0.1%(自走時)以内 | ||||
過電流耐量 | 定格電流(実効値)の150%-5秒
(バイパス時150%-60秒) |
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負荷力率 | 0.7遅れ(0.6〜1.0遅れ) | ||||
切換時間 | 停電復電時:無瞬断、バイパス切換時:無瞬断(半導体スイッチ) (注5) | ||||
バックアップ時間 (注6) | 10分(1100W)、6分(1400W) | ||||
充電時間 | 16時間80%充電、24時間満充電 | ||||
冷却方式 | 風冷 | ||||
周囲温度 | +0℃〜+40℃(使用推奨温度+15℃〜+25℃) | ||||
相対湿度 | 30%〜90%(結露しないこと) | ||||
外形寸法(mm) | W:480, D:447, H:174(4U) | ||||
ラックマウント
(EIA/JIS規格19インチ) |
対応4U | ||||
ラックレール | オプション(UPS-RACKRAIL1) EIAラック(19インチ)専用 | ||||
質量 | 37kg | ||||
騒音 (注7) | 50dB(A) | ||||
発生熱量 | 287W | ||||
換気量 | 1.4m3/h | ||||
インタ
フェース |
RS-232C
インタフェース |
D-sub9ピン(UPS側メスコネクタ)、オプションボードとの併用可 | |||
接点
インタフェース |
オプション | ||||
リモート端子 | オプション(接点インタフェースボード上) | ||||
多数台UPS一括制御 | オプション(多数台のUPSの順次出力停止ディレイを設定) | ||||
SNMP
エージェント |
オプション | ||||
出力ディレイ | コンセント(端子台)を2グループに分け
時間差(出荷時設定:0秒)を設けて投入 |
||||
EMI ノイズ | VCCIクラスA適合 |
省エネモード: 入力電圧が安定している時は、省エネ運転となります。入力電圧/入力周波数が不安定な時は、インバータ運転となります。インバータ運転移行後、一定時間経過後に入力電圧が安定していることを確認し、省エネ運転になります。
出荷時設定:インバータモード。省エネモードへの切り替えは運転・停止キーの組み合せ操作または通信手段にて設定します。
本装置は、負荷100%時、入力電圧が80Vに下がるとバッテリによるバックアップ運転を開始します。また、60%以下の負荷時、入力電圧が60Vに下がるまでバックアップ運転を行わず、出力電圧を100Vキープします。
入力周波数の同期範囲選択は、1,2,3,5Hzの4種類。通信にて可変。出荷時設定は1Hz。
UPS個別に、UPS設定ソフト(無償、UPS-CONF)にて、個別に出力電圧補正を実施の場合、通常の運転(バッテリ・バックアップ時除く)状態において、出力電圧精度 ±3% となります。なお、工場出荷時の状態では、出力電圧精度 ±4% となります。また、バッテリ・バックアップ運転時は、95V(−5%)以上を確保します。
省エネ運転中に、入力電源が変動した際は、約2msec(1/8周期)以内にインバータ運転に切り換わります。インバータモードでは停電時に出力電圧の瞬断はありません(完全無瞬断)。
初期特性、周囲温度25℃、満充電時における特性です。負荷消費電力(W)は、抵抗模擬負荷による期待値です。期待寿命5年間のバッテリを使用しています。
但し、ECE1P-U10014※RM(1.4kVA)は期待寿命3年のバッテリを使用しています。
騒音は無響音室にてUPS装置の正面から1m離れた位置で測定した値(JEM 1464)です。設置場所の環境(反射音などの影響)により、騒音値がカタログ仕様値を超過する場合があります。