小型バッテリの交換について
■計画的なバッテリ交換でいつもリフレッシュ
UPSにはバッテリ・ファンなど消耗品が含まれています。バッテリの交換(従来品では1〜3年、期待寿命5年間 バッテリでは2〜5年を目安)とファンの交換(バッテリの交換と同時)をご計画ください。UPSは購入後7年目を目処に買い替えもご計画ください。さら に、1年に1度の定期点検をお勧めします。
周囲温度 | 交換周期(目安) |
---|---|
20〜25℃(常温) | 5年 |
30℃ | 3年6ケ月 |
40℃ | 1年9ケ月 |
■寿命が尽きたバッテリを使っていると…
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UPSは普段と変わり無く働きつづけますが電源の瞬時停電などが発生したときにUPSの出力が止まりデータ消失など取り返しがつかなくなります。さらに、 そのまま使用しますとバッテリの容器が割れ、中の液が漏れたり、異臭・発煙・発火などの二次障害を引き起こす原因となりますので、寿命が尽きる前に交換をお願いします。 |
寿命が尽きたバッテリを使っていると、停電時にUPSとしてバックアップできません。データの消失だけでなく、発煙・発火などの二次障害を引き起こす原因となりますので、寿命が尽きる前に交換をお願いします。バッテリチェックの要領については、JEMA(社団法人日本電機工業会)のPRパンフレット「UPSのバッテリ交換は計画的に」[PDF/0.41MB] を発行していますのでご参照願います。
■バッテリの再資源化(リサイクル)について
UPSに使用されているバッテリは、鉛蓄電池です。鉛蓄電池は再資源化可能な貴重な資源です。環境保護のためにも適正に再資源化(リサイクル)することが法律で定められています。バッテリ交換および製品の廃棄に際しては、鉛蓄電池の再資源化にご協力ください。
■バッテリ交換のお問い合わせは…
バッテリ交換のお問い合わせは販売店またはこちらにお願いします。製造番号、形式、容量、納入年月も合わせてご確認が必要です。
UPSの内部には、100Vを超える電気回路があります。また、内蔵バッテリにより、UPSが停止中であっても直流回路に電圧がかかっています。
バッテリ交換については、安全のため必ず販売店またはサービス拠点などにご依頼ください。交換後のバッテリについては、法律に基づいて処分いたしますので、ご安心いただけます。
使用済みバッテリは、「特別管理産業廃棄物」に指定されておりますので、指定された方法による廃棄が必要で、一般のゴミと同様の廃棄は出来ません。