運転・操業管理支援

回転機診断システム TMBee-M

回転機の総合診断により、プラントの安定操業及び保全業務の効率化に貢献

プラントの安定操業のためには、回転機の適切な保全も必要です。
保全計画を適切に立案するためには、時間基準保全（TBM: Time Based Maintenance）に加えて、状態基準保全（CBM: Condition Based Maintenance）を実施する必要があります。回転機診断システム TMBee-M^※はCBMの実施をサポートし、プラントの安定操業と保全業務の効率化に貢献します。

• ※ TMBeeは設備診断・プロセス診断のためのシステムの当社商標です。

概要

回転機診断システムTMBee-Mは、TMEIC（回転機メーカ）が開発した、回転機診断機能と診断サービスを合わせた製品です。
TMBee-MはCBMの実施をサポートし、プラントの安定操業と保全業務の効率化に貢献します。

特長

■電流・振動・温度・部分放電データを使って、回転機の異常を総合診断

本システムは、回転機に取り付けたセンサから「電流」、「振動」、「温度」、「部分放電」のデータを一括収集し、多角的に解析を実施します。
多角的に解析を行うことで、機械的異常及び電気的異常の両方の検知が可能となり、回転機の総合的な診断が可能です。
また、TMBee-Mでは、弊社製回転機だけでなく、他社製回転機も診断対象としています。

■回転機異常を自動判定し、保全業務を支援

本システムに診断対象の回転機の情報を登録するだけで、回転機の異常状態を自動で判定します。

■PC遠隔監視により巡視点検を省力化

傾向監視画面により、長期間データを監視して、回転機の異常を診断可能です。
また、傾向監視以外に、豊富な診断機能と表示画面を標準で実装しており、ユーザによる詳細な分析が可能です。

●画面例

■診断サービス対応（クラウド版対応）

電動機メーカであるTMEICのノウハウを活用して、お客様構内の電動機の状態を詳細に診断します。
診断カルテとして診断結果および推奨アクションを定期配信します。
診断カルテは、次定修の点検対象電動機の参考データとしてご活用いただけます。

■電子操業日誌 PlantLogMeisterとの連携

• 設備の異常予兆から保全計画をスマートに立案
• 機器台帳から、回転機診断システムのトレンドグラフ表示

システム構成

■お客様のニーズに合わせて柔軟なシステム構成を用意

TMBee-Mには、クラウド版とオンプレミス版があります。

■TMBee-Box

TMBee-BoxはLTE通信で回転機に取付けたセンサからデータを収集し、クラウドサーバへ送信するIoT端末です。
風洞付きモータ、鋳物フレームモータともに取り付け可能です。（非防爆モータ対応）
モバイルバッテリ・LTE回線を採用しているため、電源線及び構内LAN敷設工事が不要となります。

お問い合わせ

回転機診断システムTMBee-Mについてご質問、ご不明点等ございましたら、お気軽に下記にお問い合わせ下さい。