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TMEICグループの温室効果ガス削減目標が「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」の認定を取得

東芝三菱電機産業システム株式会社(以下、TMEIC)(社長:川口 章)は、2023年10月、国際的な団体であるSBTイニシアチブから、TMEICグループの温室効果ガス削減目標が科学的根拠にもとづいた目標であるとの認定を受けました。
この認定は、TMEICが「かけがえのない地球を健全な状態で次世代に引き継いでいくことが社会の一員としての基本的責務である」という認識に立ち、事業活動を通じて、環境問題に積極的に取り組んでいく姿勢を示すものです。

認定された目標は以下の通りです。
(原文)Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation commits to reduce absolute scope 1 and 2 GHG emissions 42% by FY2030 from a FY2020 base year. Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation also commits to reduce scope 3 GHG emissions 52.56% per yen value added within the same timeframe.
(和訳)TMEICは、2020年度を基準年として、2030年度までにスコープ1および2の絶対的な温室効果ガス(GHG)排出量を42%削減することを約束しています。また、同じ期間内に、TMEICは、付加価値あたりのスコープ3の温室効果ガス排出量を52.56%削減することも約束しています。

TMEICは、企業理念として「産業システムインテグレータとして、お客様との信頼関係を築き、グローバル社会の持続的な発展に貢献する」ことを掲げています。設立時より掲げている本理念のもと、事業活動における省エネと再生可能エネルギーの活用推進による環境負荷低減と、自社およびサプライチェーンにおけるCO2排出量の少ない製品の開発・販売により、サプライチェーン全体を通じた温室効果ガス排出量の削減を目指します。

SBTロゴ

*SBTとは、CDP、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)によって2015年に設立された国際的なイニシアチブで、パリ協定が求める水準と整合した温室効果ガス削減目標に対して、科学的根拠に基づいているかの検証を行い、認定を付与しています。
*スコープ1、2、3とは、サプライチェーン排出量に関する国際的基準であるGHGプロトコルによる、組織のサプライチェーン全体のGHG 排出量の算定基準です。スコープ1は、自社における直接排出、スコープ2は、自社が購入・使用した電力、熱、蒸気などのエネルギー起源の間接排出、スコープ3は、スコープ2以外の間接排出(自社事業の活動に関連する他社の排出)を指します。

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