MPCはこんな場所や用途で
活躍しています

MPC1000

工場・ビル設備etc

瞬時電圧低下(瞬低)における発生原因の約9割は自然現象によるもので、
事前に発生を予測することは困難とされています。
また、自然現象の内の約8割は落雷が占めています。

仮に送電線などに落雷があって機器等に損害が生じた場合、
ラインの後戻り作業や製造不良など、工場の生産工程に多大な損害が生じてしまい、
最悪のケースは製造ラインの停止を招きます。
TMEICのMPCは様々な負荷設備や電圧用途のラインアップを誇り、
工場・ビル設備全体の瞬低対策と停電対策を実現すると共に、工場の安定稼業を支援しています。

送電線などの機器等に損害が生じた割合

送電線などに落雷があった場合

送電線などに落雷があった場合

瞬時電圧低下の発生頻度

瞬低は1需要家に対して全国平均で約3回、雷多発地域では10回以上発生することもあります。

■回数
20%以上電圧が低下する瞬低は、
2.8回/年発生
60%以上電圧が低下する瞬低も、
0.4回/年発生
■継続時間
全体の約96%は0.2秒以下

瞬低の伝わり方

瞬低の伝わり方

MPC方式とは

MPC方式とは

MPC(Multiple Power Compensator)方式は、HSS(High Speed Switch)と双方向コンバータ、
エネルギー蓄積装置を組みあわせた、高圧・低圧瞬低補償装置です。
MPC方式は、通常給電時には負荷設備へ商用電源を直送しています。同時に、エネルギー蓄積装置に電力を蓄えます。
瞬時電圧低下や瞬時停電を検出するとHSSが、商用電源を高速に遮断するとともに双方向コンバータが
エネルギー蓄積装置から負荷設備への給電を開始します。

停電時

停電時

通常時

通常時

MPCの運用例

瞬低対策装置の豊富な品揃えにより、あらゆるニーズにフィットしたシステムを提供します。

MPCの運用例