工場・ビル設備etc
瞬時電圧低下(瞬低)における発生原因の約9割は自然現象によるもので、
事前に発生を予測することは困難とされています。
また、自然現象の内の約8割は落雷が占めています。
仮に送電線などに落雷があって機器等に損害が生じた場合、
ラインの後戻り作業や製造不良など、工場の生産工程に多大な損害が生じてしまい、
最悪のケースは製造ラインの停止を招きます。
TMEICのMPCは様々な負荷設備や電圧用途のラインアップを誇り、
工場・ビル設備全体の瞬低対策と停電対策を実現すると共に、工場の安定稼業を支援しています。
瞬低は1需要家に対して全国平均で約3回、雷多発地域では10回以上発生することもあります。
MPC(Multiple Power Compensator)方式は、HSS(High Speed Switch)と双方向コンバータ、
エネルギー蓄積装置を組みあわせた、高圧・低圧瞬低補償装置です。
MPC方式は、通常給電時には負荷設備へ商用電源を直送しています。同時に、エネルギー蓄積装置に電力を蓄えます。
瞬時電圧低下や瞬時停電を検出するとHSSが、商用電源を高速に遮断するとともに双方向コンバータが
エネルギー蓄積装置から負荷設備への給電を開始します。
瞬低対策装置の豊富な品揃えにより、あらゆるニーズにフィットしたシステムを提供します。