厚板圧延プラントは、加熱されたスラブ(鋼片)を圧延機で圧延し、厚さ数mm~数百mmの厚板を製造する設備です。製品は船舶、橋梁、建築、産業機械、海洋構造物などに使われ、それぞれに高い製品精度、強度信頼性が要求されます。
東芝三菱電機産業システムは、これまでの豊富な実績をもとに、厚板圧延プラントに必要な電源設備、ドライブシステム、オートメーションシステム、プロセス制御技術を提供しています。
また、製品材の高い品質・信頼性を満足させるために、豊富な経験と実績のもと自動超音波探傷装置(UST)もサポートしています。
厚板圧延プラントの設備概略、及び適用される主な機能

- 1. ミル設定計算(Mill Set Up Calculation; MSUC)
- 各設備の設定を行う機能です。高精度な物理モデリング、フレキシブルなパススケジュール計算、モデル学習機能により製品精度が向上しました。
- 2. 自動板幅制御(Automatic Width Control; AWC)
- エッジャーをダイナミックに制御することにより、板幅精度を向上させます。
- 3. 自動板厚制御(Automatic Gauge Control; AGC)
- 圧延機の圧下量をダイナミックに制御することにより、板厚精度を向上させます。
- 4. クラウン・平坦度制御(Crown and Flatness Control)
- シフト量、ベンディング力を制御してクラウン・平坦度を目標値に制御する機能です。
- 5. 温度管理圧延(Temperature Controlled Rolling; TCR)
- 同時に複数の圧延材を圧延ライン上に載せ、材料の温度(実測値または予測値)を管理しながら順次圧延を実行します。東芝三菱電機産業システムは世界初の6枚TCRを実現しました。
圧延機
圧延機出側
(温度管理圧延により4枚の圧延材料がテーブル上で
待機中)











