冷間圧延・プロセス
ラインシステム

身近にある鋼板の薄さ、強さ、美しさ、
しなやかさ。
TMEICの冷間圧延・プロセスラインシステムが、その一端を担っています。

美しい外見と強度、経済性の両立が求められる、自動車用、缶用、家電、パソコン筐体用の鋼板、および非鉄金属板まで。高機能鋼板を製造する冷延・プロセスラインシステムにおいて、TMEICの電気設備・制御システムは、製品の品質と生産性と付加価値の向上に貢献します。

冷間圧延ライン:CRM(Cold Rolling Mill)

冷間圧延は、熱間圧延により製造された1mmの薄板を、圧延機により押しつぶし、引っ張ることで、さらに薄い鋼板を製造するラインです。冷間圧延ラインは、製造する薄板の種類・用途によっては、板厚0.1mm程度、圧延機出側の速度が2,000m/min以上となります。高精度の形状制御の実現のためには、高速搬送される薄板の寸法・形状をオンラインで計測し、適切な張力・圧延荷重を与えることが求められます。TMEICが提供するシステムは、張力と圧延荷重を所定の値に素早く追従させることで、高速で搬送される薄板であっても高精度に形状制御することが可能です。

連続冷間圧延ライン:TCM(Tandem Cold Mill)

連続冷間圧延ライン

プロセスライン

冷間圧延された薄板に対して、熱処理(焼鈍ライン)、表面処理(めっきライン、カラーコーティングライン)などを行うラインです。焼鈍ラインでは、加熱・冷却炉内を一定速度で搬送、加熱冷却することにより、金属の結晶制御を行います。めっきラインでは、めっき材の溶けためっき浴内を、一定速度で搬送し、めっき処理を行います。このとき、速度に加えて張力も一定に制御しないと、薄板と搬送ロール間でスリップが生じ、薄板に疵が生じます。さらに、焼鈍ラインでは温度による薄板の伸縮も生じるため、張力制御が困難です。また、めっきラインでは、張力変動により薄板に振動が生じると、めっき膜厚が一定とならず製品品質が劣化します。
TMEICが提供する制御システムでは、数%以下に張力変動を抑制することによって、高品質の製品を安定して生産することを可能にします。

連続焼鈍ライン:CAL(Continuous Annealing Line)


連続焼鈍ライン

連続溶融めっきライン:CGL(Continuous Galvanizing Line)

連続溶融めっきライン

※溶接機(Welder)

鉄鋼プロセス用溶接機は、コイルとコイルを溶接でつなぎ、連続生産を可能にします。マッシュシーム溶接機(MSW)やレーザービーム溶接機(LBW)など数種のラインナップで普通鋼、特殊鋼、電磁鋼、ステンレス鋼など、あらゆる鋼種に対応し、ラインの全自動化、高品質化に貢献しています。約30年の歴史を有し、国内ではトップシェアを誇り、海外にも積極的に進出しています。