選鉱プロセスシステム

低速、高トルクのミルにより、
硬い鉱物も細かく砕きます。

採掘した鉱石から必要なものだけを選る「選鉱」。ここで用いられるのが直径10メートルほどの鉱石粉砕ミルです。この中に掘削した鉱石を入れて一定速度で回すことで細かく砕きます。ここでは重い鉱石があっても、一定速度で回転し続ける高いトルクが必須。それをかなえるモータとドライブを、TMEICは提供してきました。

信頼性の高いドライブシステム

ボールミル、SAGミルは、多数に亘るマイニングプロセスの中でも根幹をなす重要な設備です。このため、信頼性の高いドライブシステムが求められます。通常、ミルは定速度で運転されますが、電源パワーが弱いシステムでは、可変速ドライブ装置によりモータは同期速度まで加速され、その後、商用電源側へ同期投入され、商用電源にて駆動されます。
一方、常時可変速ドライブ装置により連続運転がされる場合もあり、いずれのシステムにおいても、TMEICは、ドライブシステムの豊富な納入実績があります。

システムラインアップ

ボールミル、SAGミルアプリケーションに精通した経験が豊富なアプリケーションエンジニアが、最適なドライブシステムをご提案いたします。
ボールミル、SAGミル用ドライブ装置として、以下のラインアップを有しております。
  • TMdrive-MVG2高圧(3-11kV ac)マルチレベルIGBTインバータ
  • TMdrive-MVe2 高圧(3-11kV ac)マルチレベルIGBTインバータ
  • TMdrive-10SPR低圧(460-690V ac)コンバータ+IGBTインバータ【巻線モータ可変速用】
  • TMdrive-10e2 低圧(460-690V ac)コンバータ+IGBTインバータ
  • TMdrive-70e2 高圧(3300V ac)コンバータ+IEGTインバータ

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