ソリューション

プラントが抱える問題を、
ソフトとハードを駆使して解決します。

小型ワイヤレス・電子装置設置環境診断システム(TMe²SMART)

小型ワイヤレス・電子装置設置環境診断システム(TMe²SMART)

操業し続けながらも、
トラブルの種は確実にキャッチ。

プラントの制御システムに関するトラブルの原因を究明するために、または予防保全のために活躍します。この診断システムは制御装置の状況、たとえばノイズや想定外電圧、電流、振動などを監視します。

トリガ同期応用例

ノイズ侵入経路究明を支援します。

トリガ同期・・その瞬間をダイナミックに捉えます

本製品の基本的な機能が体験出来る最小のセットです。

  • 高速センサモジュールがノイズを検出した時
    それをトリガとして他のセンサが計測する
    同一時刻の波形データを収集します。
    (収集データのモジュール間誤差は10ns以内です)
  • ノイズ検出時の現象を総合的に見ることで
    ノイズがどこから侵入してきたかの究明を支援します。
トリガ同期応用例
トリガ同期応用例

上は、DC5Vノイズの要因が「ACサージノイズ」と推定された際の例ですが、ノイズ発生時に接地電流に変化が見られないこと、DC5Vと同じタイミングでAC相間電圧が急激に変化していることにより、AC入力端子がノイズ侵入路であると推定できます(推定は人間によるものです)。

上記例におけるモジュールの構成と動作

測定ポイント モジュール 動作
DC5V トリガ同期モジュール + 高速電圧センサモジュール DC5Vにノイズを検出すると、トリガ信号を他の2台のセンサモジュールに発信すると同時に、検出時のノイズデータをPCに送信します。
AC相間電圧 トリガ同期モジュール + 高速電圧センサモジュール トリガ信号を受けて、DC5Vを測定するセンサモジュールと同一時刻のデータを送信します
接地電流 トリガ同期モジュール + 高速電流センサモジュール トリガ信号を受けて、DC5Vを測定するセンサモジュールと同一時刻のデータを送信します
  • トリガ同期モジュール光スターカプラ間は光ケーブルで接続します。
  • PCに送信されるデータはノイズ検出前50点+検出後500点(5.5μs)です。
  • センサモジュール間データの時刻誤差は10ns以内です。
  • モジュールはすべて盤内に設置し、盤を閉じた通常の運転状態での計測が可能です。

トリガ同期とトリガ同期モジュール

最大8台の高速センサモジュールをグループ化し、ひとつのモジュールがノイズを検出したとき(設定値超過)、それをトリガとしてグループ内全センサの同一時刻のデータを収集する機能です。ノイズ発生時の各モジュール、各測定ポイントの現象を総合的に評価、検証することでノイズの侵入経路の推定をサポートします。高速センサモジュールとトリガ同期モジュールを組み合わせて使用します。

ノイズ侵入経路は4つ

盤内システムに影響をあたえる外部ノイズは次のいずれかから侵入します。

  • 電源線
  • アース線
  • 信号線
  • 空中(輻射ノイズ)

それぞれの侵入箇所に高速センサモジュールをトリガ同期を介して設置することで、DC5Vで検知するノイズと同期した信号を採取し、影響の大きなもの(同期性のあるもの)から対策を探ることで有効な対策となります。

侵入箇所ごとの更なる調査

上記例ではAC入力(相間電圧)からノイズが侵入していると推定できていますが、更にAC入力の近辺のノイズフィルタの1次や2次、制御装置のAC入力端子にてトリガ同期を介してAC電圧を測定することにより、

  • ノイズフィルタが有効に動作しているか
  • ノイズフィルタの1次側配線と2次側配線が混触していないか

など更なる深掘が可能です。
対策後も同様にして効果の確認ができます。

  • 動作原理などはカタログを参照ください。
  • トリガ同期モジュール、光スターカプラ、光ケーブルは販売セット例には含まれません。

TMe²SMART は東芝三菱電機産業システム株式会社の日本における商標です。

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